日本結晶学会・日本学術会議 合同シンポジウム


『SDGsと結晶学』


今回の年会では2022年が持続可能な発展のための国際基礎科学年(The International Year of Basic Sciences for Sustainable Development(IYBSSD)2022 年6 月 30 日~2023 年6 月 30 日)となったことを受けて、「SDGsと結晶学」のテーマでシンポジウムを開催いたします。結晶学会では三分野の各々でシンポジウムを行うのが通例ですが、今回は年会の参加者が一堂に会する合同シンポジウムの体裁をとり、物理・鉱物分野、化学分野、生物分野より1名ずつ講演者をお迎えして最先端の研究成果をご報告いただく予定です。基礎科学の一分野である結晶学の立場・視点からSDGsについての理解と認識を深め、どのような貢献が可能なのか等について私たち自身考えを巡らす良い機会となることを期待しています。なお、本シンポジウムはIYBSSD サポート機関である日本学術会議との共催となっています。



日本結晶学会•会長 中川 敦史

令和4年度年会プログラム委員長  高橋 功


● プログラム

11月27日(日)講演会場 C

11:00~11:10
 
シンポジウム「SDGsと結晶学」趣旨説明
上村みどり(日本学術会議連携会員、CBI研究機構量子構造生命科学研究所所長)
11:10~11:40
 
 
講演「結晶化促進分子を用いる金属酵素のOn-Site Microcrystallisation」
荘司長三(名古屋大学・院理)
座長:上村みどり
11:40~11:55   休憩
11:55~12:25
 
 
講演「無機層状結晶の特徴を活かした水分解光触媒系の構築」
前田和彦(東京工業大学・理)
座長:小島優子(日本学術会議連携会員、三菱ケミカル株式会社主幹研究員)                    
11:10~11:40
 
 
講演「ガラスの相転移の研究とSDGs?」
船守展正(高エネルギー加速器研究機構・放射光実験施設)
座長:高橋功(関西学院大学教授)
12:55~13:00
   
閉会の辞
高橋功