若手の正会員に対する会費割引について

日本結晶学会では、下記のように2022年度より若手の正会員を対象として、会費の割引を行うことを決定いたしました。
日本結晶学会は、これまでも物理学・化学・生命科学・鉱物学といった様々な分野の専門家が集まり発展してきましたが、 昨今の結晶学の急速な多様化と専門化に対応し学会をさらに活性化させていくためには、 若手研究者の育成や様々な周辺分野からの若手研究者の新規参入を奨励することが喫緊の課題と言えます。 また、材料・製薬分野等、企業における結晶学の重要性や社会における役割も増してきている中で、現在学生会員の方が卒業し就職された後も、 引き続き会員として活動しやすい環境を構築することも重要と考えています。

今回の会費割引措置は、1. 将来の結晶学を担う若手研究者の支援 2. 多様な周辺分野からの若手研究者の参入促進 3. 現学生会員が卒業後も継続的に活動しやすい環境の構築、を通じて日本結晶学会の多様性と専門性を確保することを目的とするものです。

対象者

日本結晶学会正会員のうち、学生の資格を失ってから3, 4, 5年未満の方に対し、それぞれ3, 2, 1年間の割引会費を適用する。

割引会費

その他

本割引措置は2022年会計年度(2022年2月1日~)より施行する。施行より3年間を試行期間とし、継続的に検証・再検討を行い、必要があれば適宜変更・中止する。

割引会費の適用期間の例

学生としての資格喪失からの年数
(例)3月31日卒業の場合

例1) 現在学生会員から次期正会員になる場合

例2) 現在非会員で卒業後すぐに新規正会員(会誌あり)になる場合
初年度割引(5,000円)が適用された後の2年目より3年間割引(6,000円)を適用することができる。

例3) 現在正会員(卒業後3年未満、(例)卒業後3年度目から割引適用)の場合


学生としての資格喪失からの年数
(例)3月31日卒業の場合

例4) 現在正会員(卒業後4年未満)の場合

例5) 現在正会員(卒業後5年未満)の場合