令和2年度日本結晶学会学生講演賞
2020-12-02
日本結晶学会は、年会においてポスター発表した学生会員の中から特に優秀であった発表を選考し、日本結晶学会ポスター賞(以下、ポスター賞)として表彰しています。
2020年度はCOVID-19感染拡大防止の観点からポスター発表の代替として、フラッシュトーク発表を設定し、ポスター賞に代わり「日本結晶学会学生講演賞」を設置しました。
各受賞者にはリガクファンドから副賞のメダルが贈呈されます。
2020年11月27-28日にオンラインで開催された年会では、下記の5件の学生講演賞が選定されました。
物理・鉱物分野
- FA- I-02 山下 恵史朗(東京大学大学院理学系研究科)
「高圧下単結晶中性子回折による氷VIIの精密構造解析」 - FA- I-07 外山 望(名古屋工業大学大学院)
「X線と電子線を用いた不定比化合物Cr1-xS(x~0.125)の変調構造解析」
化学分野
- FB-II-23 磯辺 茉実(大阪市立大学大学院工学研究科)
「1,2-ビス(2,5-ジメチル-3-チエニル)ペルフルオロシクロペンテンの結晶成長とフォトメカニカル挙動」
生物分野
- FC- I-09 中村 希(大阪大学蛋白質研究所)
「シグナル伝達受容体Plexin B1と難溶性ペプチド挿入タンパク質の複合体結晶構造から明らかになった活性化構造モデル」 - FC-II-07 佐藤 亨(北海道大学大学院生命科学院)
「バクテリアセルロース合成酵素複合体構成成分BcsCの構造解析の試み」
来年度の年会は北海道大学にて2020年11月19-21日に開催される予定です。
学生会員の皆様におかれましては、奮ってポスター賞にご応募ください。
行事幹事 橋爪 大輔