日本放射光学会第10回若手研究会「放射光科学×インフォマティクス」
2018-08-29日時
- 2018年9月3日(月)~9月4日(火)
場所
- 東京大学 本郷キャンパス 工学部2号館241号室(講演、ポスター)
- 東京大学 本郷キャンパス 工学部2号館電気系会議室(懇親会)
世話人
小林正起(東京大学)、山崎裕一(物質・材料研究機構)、木村隆志(北海道大学)
趣旨
発展し続ける放射光分光技術科学や計測技術(ハードウェア)の発展に伴い、大量の画像データや 高速計測による多量の分光データなどからの効率的かつ正確な情報抽出法や自動計測による効率的な 計測データ収集手法の需要が高まっています。また、X線自由電子レーザー施設SACLAにおける シングルショット計測や時分割計測、高輝度放射光施設における非弾性散乱計測など、最先端の 光源を用いることで初めて計測できるような現象においても、フォトン数の制限から計測データの 計数が必ずしも高くないデータから短時間の低精度な計測データからより正確な特徴量を抽出できる 解析技術の開発も求められています。
他方で、人工知能や機械学習、数理情報処理技術の爆発的な発展により、それらの技術を 放射光科学や計測に応用する可能性への期待も高まっています。本研究会では、放射光科学の ニーズを持つ研究者や、放射光と計測の融合をすでに試みている研究者、インフォマティクス分野の 最先端の研究者を一同に会して、放射光科学とインフォマティクスの融合と発展を目指します。