ブックタイトル日本結晶学会誌Vol60No4

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概要

日本結晶学会誌Vol60No4

会報れていること,女子中高生夏の学校への今後の対応を検討中であることなどが報告された.2日本学術会議関係日本学術会議結晶学分科会の上村幹事より,単粒子Cryo-EMや自由電子レーザー,中性子散乱など新しい結晶学の展開をテーマとしたシンポジウムが企画されていることが報告された.プログラムは学会誌次号の掲示板に掲載予定である.また,結晶学分科会の親委員会である化学委員会においてAIに関する提言を念頭においた「情報科学との融合による新化学創成小委員会」が立ち上げられ,結晶学分科会としても積極的にかかわっていく方針であることが報告された.3 IUCr関係日本学術会議IUCr分科会の菅原幹事より,国際学術会議(International Science Council,ISC)設立総会が行われたこと,IUCr2020の国際プログラム委員会が発足して日本からは河野正規会員(東工大)が選出されたこと,IUCr EC会議が8月のECM31にあわせて開催されることが報告された.4 AsCA関係西堀AsCA評議員より,AsCA 2018(December 2-5,2018,Auckland,New Zealand)の開催計画が報告された.審議事項1.会員異動平成30年度第1回評議員会以降の新規入会者の紹介,入会申込書類の回覧があり,全員の入会が満場一致で承認された.2.共催・協賛・後援別紙記載の協賛依頼7件が満場一致で承認された.3.学会賞平成30年度学会賞選考委員会の答申を受け,菅原会長より授賞候補者として以下の3件が推薦され,満場一致で承認された.各賞の授賞者,授賞題目は以下のとおりである.西川賞:三木邦夫会員「構造生物学から生物構造化学にいたるタンパク質結晶学の展開」学術賞:池田拓史会員(産業技術総合研究所化学プロセス研究部門主任研究員)「ゼオライトの粉末X線構造解析と解析ソフトウエア高度化への貢献」学術賞:橋爪大輔会員(理化学研究所創発物性科学研究センターユニットリーダー)「電子密度分布解析による新奇化学結合状態の解明と化学反応解析への展開」進歩賞:(応募なし)日本結晶学会誌第60巻第4号(2018)補足:各賞の推薦理由書については,評議員会での検討を受けて評議員会終了後,若干の修正をメール審議で行った.進歩賞への応募条件(満35才未満など)が近年の状況に則していない可能性があることから,学会賞の応募条件の検討を行うこととした.4.その他4.1次期会長候補者,次期評議員候補推薦大原庶務幹事より,結晶学会誌4号(8月発行)に次期会長候補および次期評議員候補の推薦依頼を掲載することと,その後の予定について報告され,推薦の依頼があった.4.2次回評議員会日程次回(平成30年度第3回)幹事会・評議員会の日程と会場について,下記の開催案が提案され,承認された.日時:平成30年11月9日(金)幹事会13:30~16:00評議員会16:00~18:00場所:東京工業大学大岡山キャンパス平成30年度日本結晶学会賞受賞者平成30年度第2回評議員会において,菅原会長より日本結晶学会賞選考委員会(委員:神谷信夫(委員長),佐々木聡,千田俊哉,鳥海幸四郎)の答申が授賞理由とともに説明され,慎重な審議を経て以下の3件の学会賞授賞が承認されました.西川賞三木邦夫会員「構造生物学から生物構造化学にいたるタンパク質結晶学の展開」学術賞池田拓史会員(産業技術総合研究所化学プロセス研究部門主任研究員)「ゼオライトの粉末X線構造解析と解析ソフトウエア高度化への貢献」橋爪大輔会員(理化学研究所創発物性科学研究センターユニットリーダー)「電子密度分布解析による新奇化学結合状態の解明と化学反応解析への展開」受賞理由日本結晶学会賞西川賞「構造生物学から生物構造化学にいたるタンパク質結晶学の展開」三木邦夫会員217