開催趣旨                  

日本結晶学会創立70周年にあたる 2020 年に COVID-19のパンデミックという事態が発生しました。 このような危機への対応、および、今後の危機回避に向けて、結晶学、および、これに密接に関係する学問に携わる我々がどのような貢献ができるかを情報共有し、次世代を背負う大学生、大学院生、そして社会にこの情報を発信することを目的とします。ウィズ&アフターコロナの時代の「新しい生活様式」が模索されている現在、結晶学に何が期待され、どのような貢献をなしうるかを議論します。

 概 要                  

日 時: 令和2年11月29日(日)10:00〜15:30
(Webexによるオンライン開催)
主 催: 日本学術会議化学委員会、
日本学術会議化学委員会・物理学委員会合同結晶学分科会、
同化学委員会IUCr分科会 
共 催: 一般社団法人日本結晶学会
参加申込 : 無料。どなたでもご参加いただけます 。
以下の登録フォームよりお申込み下さい。
申込期間 : 令和2年9月23日(水)〜11月15日(日) ※11月24日(火) 15時まで延長しました。
問い合わせ: 公開WEBシンポジウム(日本学術会議結晶学分科会委員長 菅原洋子)
事務局: sec1129-at-phs.osaka-u.ac.jp
※送信時に-at-を@に置き換えて下さい。
関係リンク:

日本学術会議日本結晶学会

接続マニュアル:

参加方法はこちらをご覧ください(Webex接続リンクはメールで連絡します)。


 

 プログラム                  


11月29日(日)
10:00〜10:05 開会挨拶
茶谷 直人(日本学術会議第三部会員、大阪大学大学院工学研究科教授)
10:10〜10:20 趣旨説明COVID-19パンデミックを契機として考える日本の結晶学の現状と今後
山縣 ゆり子(日本結晶学会会長、尚絅大学・ 尚絅短期大学部学長、熊本大学名誉教授)
10:25〜10:50 講演「新型コロナウイルス感染症と立体構造データベース−蛋白質科学の視点から」
栗栖 源嗣 (大阪大学蛋白質研究所教授)
10:55〜11:20 講演「Structural features of neutralizing antibody responses to SARS CoV-2」
Ian Wilson(スクリプス研究所 教授)
11:25〜11:50 講演「アフターコロナ時代における放射光が果たすべき役割」
高田 昌樹(日本学術会議連携会員、東北大学国際放射光イノベーション・スマート研究センター教授)
11:55〜12:20 講演「コロナ時代の低環境負荷社会を目指して」
高原 淳(日本学術会議連携会員、九州大学先導物質化学研究所教授)
12:25〜13:30 ( 休憩 )
13:30〜13:55 講演「COVID-19対策に関連するAMEDの研究開発について」
三島 良直(国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)理事長)(ビデオ出演) 
14:00〜14:25 講演「AMED BINDS事業におけるCOVID-19のインシリコドラッグリポジショニング」
広川 貴次(国立研究開発法人 産業技術総合研究所 細胞分子工学研究部門 上級主任研究員)
14:30〜14:55 講演COVID-19 国産ワクチンの創製に向けて
森下 竜一(内閣官房 健康・医療戦略室 戦略参与、大阪大学医学系研究科 寄附講座教授)
15:00〜15:30 総合討論
(進行)菅原 洋子(日本学術会議第三部会員、豊田理化学研究所客員フェロー、 北里大学名誉教授)
15:30 閉会

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