2014/06/24

総合科学研究機構 研究課題選定等に係る職員公募


一般財団法人総合科学研究機構では、研究課題選定に係る職員を以下の要領で募集します。

1.概要
一般財団法人総合科学研究機構(CROSS)は、日本原子力研究開発機構(JAEA)と高エネルギー加速器研究機構(KEK)が共同で建設し運用している大強度陽子加速器施設(J-PARC)のうち、特定中性子線施設に係る登録施設利用促進機関(略称「登録機関」)として東海事業センターで利用促進業務を行っております。
この登録機関の利用促進業務とは、J-PARC物質・生命科学実験施設(MLF)内に設置されている中性子線共用施設(略称「共用ビームライン」)の利用者選定と利用支援業務、並びに中性子線専用施設(略称「専用ビームライン」)の選定・評価業務などであります。これらの業務は、JAEAとKEKが共同で設置しているJ-PARCセンターとの密接な連携協力の下に行われております。
今回は、このうち共用ビームラインの利用者選定業務と専用ビームラインの選定・評価業務に係る職員を公募します。
2.採用予定人員
研究課題選定等に係る職員 1名(事務職)
3.職務内容
本機構東海事業センター利用推進部長のもと、所轄省庁の文部科学省との渉外、さらにはJ-PARCセンターやJAEA、KEK等と連携を図りながら選定業務に係る業務を遂行します。具体的には下記のとおりです。
(1)共用ビームラインの利用研究課題選定に係る業務
・J-PARCの共用ビームラインを利用して行う研究課題の選定に関すること。具体的には研究課題の募集、申請方法、選定の基準や方法、結果の取りまとめ等、課題の選定全般に係る業務。研究課題応募書類は、原則英語で記述される。
(2)専用ビームラインの選定・評価に係る業務
・J-PARCに第三者が設置しようとする専用ビームラインの計画(以下「計画」という。)の選定・評価に関すること。具体的には計画の募集、申請方法、選定の基準や方法、結果の取りまとめ、設置後の評価等、計画の選定・評価全般に係る業務。
(3)上記選定業務に係る各種委員会運営業務
・上記(1)、(2)の業務を円滑に進めるため、登録機関はそれぞれ「利用研究課題審査委員会」、「専用施設審査委員会」等、及びその最上位の委員会として学識経験者からなる「選定委員会」を設置し意見を聴くが、これらの各種委員会の運営、企画、実施、取りまとめ等に係る業務。会議は原則英語で行われる。
・補足事項
これらの課題選定の仕組みは、国の特定先端大型研究施設の共用に関する法律(共用法)や特定先端大型研究施設の共用に関する基本的方針(基本的方針)等に以下のように記載された内容に即している。 「特定中性子線施設の共用に当たっては、国内外の産業界を含め、多様な分野の研究者に対して、透明な手続により公平な利用機会が提供されなければならない。このため、登録機関においては、科学技術基本計画等国の方針を踏まえ、国際協調と国際競争力の強化のバランスに配慮しつつ、施設利用研究の科学技術への貢献度や発展性、社会経済への寄与や、社会通念に照らした妥当性等に配慮した適切な基準を策定し、これに従って利用者の選定を実施する必要がある。その際には、施設利用研究に関し学識経験を有する者により構成される選定委員会を設置し、同委員会から意見を聴取しなければならない。さらに選定結果を公表するなど、公平性及び透明性を確保した選定を行う必要がある。」
4.雇用期間
期間の定めなし。
ただし、登録施設利用促進機関による利用促進業務が認可されている期間に限ります。(登録は5年ごとに認可を受ける必要があるが、現在の期間は平成23年4月1日〜平成28年3月31日)
5.配属先
一般財団法人総合科学研究機構 東海事業センター 利用推進部
6.勤務地
茨城県那珂郡東海村白方162-1 いばらき量子ビーム研究センター内
7.応募要件
(1)研究職、技術職等の経験者で、大学卒業または同程度以上の学力を有する者。
(2)日本語及び英語による職務遂行に必要なコミュニケーション能力を有する者。
(3)幅広い科学分野(物質科学、生命科学、材料科学等)及び産業利用に関する利用研究課題等の選定業務に理解と意欲がある者。
8.勤務条件
別紙のとおり
9.提出書類
(1)履歴書・身上書
当機構指定様式を使用すること。学歴については高等学校以上の学歴について記載すること。(PDF、WORD)
(2)職務経歴書(様式自由、A4・2枚程度)
職務経験及び職務内容について主要事項を記載すること。また、研究業績、技術開発業績等があれば業績リスト(論文リスト)を別途添付すること。
(3)志望の動機及び抱負(様式自由、A4・1枚程度)
(4)最終学校の卒業証明書・学業成績証明書
なお、大学以上の卒業・修了の方は下記を参照すること。
@大学の学部卒業の方卒業証明書、学業成績証明書
A修士課程修了の方大学学部等及び修士課程の卒業証明書、修了証明書並びにそれぞれの学業成績証明書
B博士課程修了の方大学学部等、修士課程及び博士課程の卒業証明書、修了証明書並びにそれぞれの学業成績証明書
(5)博士の学位を取得している者については、博士の学位取得証明書又は学位記の写し。なお、博士課程の修了証明書が学位取得証明を兼ねるものである場合には当該書類の提出の必要はない。
10.書類提出締切日
平成26年8月1日(金)
11.書類提出先
〒319-1106 茨城県那珂郡東海村白方162-1 いばらき量子ビーム研究センター内
一般財団法人 総合科学研究機構 東海事業センター 事務部
(封筒に「職員応募書類」と朱書きし、郵送または持参すること。)
応募書類は、不合格の方に返却いたします。
12.選考方法
(1)書類審査  書類審査の結果は、文書により通知します。
(2)面接審査(職務経歴や抱負等を主とした口頭発表で、書類審査に合格した方のみ実施)面接審査日程は別途通知します。
(3)健康診断(前号の審査に合格した方のみ実施)
13.選考日
平成26年8月下旬
14.選考場所
茨城県那珂郡東海村白方162-1 いばらき量子ビーム研究センター内
一般財団法人 総合科学研究機構 東海事業センター
15.選考結果
速やかに文書により通知します。
16.採用時期(予定)
平成26年10月1日(水)
17.旅費の支給
当機構の規定に基づき選考後に旅費を支給します。ただし、日本国内の旅費のみとします。
18.問い合わせ先
一般財団法人 総合科学研究機構 東海事業センター
TEL:029-219-5300, FAX:029-219-5311  URL:http://www.cross-tokai.jp/
利用推進部 佐藤 淳一(業務内容等について)  E-mail:j_sato(@)cross.or.jp
事務部 勢司康雄、横山 勝(労働条件、事務手続等について)  E-mail:saiyou(@)cross.or.jp
19.個人情報の取扱い
提出いただいた個人情報は採用選考のためにのみ利用します。
採用が決定した方の個人情報については、引き続き採用後の雇用管理のために利用します。その他の方の個人情報は提出いただいてから1年を経過した時点で破棄します。

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