2014/01/20

総合科学研究機構東海事業センター技術系職員の公募


当総合科学研究機構(略称「機構」)は、日本原子力研究開発機構JAEAと高エネルギー加速器研究機構KEKが共同で建設し運用している大強度陽子加速器施設J-PARCのうち、特定中性子線施設に係る登録施設利用促進機関(略称「登録機関」)に選定され、平成23年4月1日より東海事業センターで業務を開始しました。
この利用促進業務とは、J-PARC物質・生命科学実験施設MLF内に設置されている中性子線共用施設(略称「共用ビームライン」)の利用者選定と利用支援業務、ならびに中性子線専用施設(略称「専用ビームライン」)の選定・評価業務に大別されます。これらの業務は、JAEAとKEKが共同で設置しているJ-PARCセンターとの密接な連携協力の下に行われます。
今回は、このうち利用支援業務に係る技術系職員を下記の通り公募します。共用ビームラインの利用者に満足度の高い利用支援を提供するため、支援者自身が優れた技術者であることが求められています。

■採用予定人員
技術系職員(副主任技師又は技師)  1名
■任期
期間の定めなし。
ただし、登録施設利用促進機関として認可されている期間に限る。
■募集テーマ
・物質情報3次元可視化装置(パルス中性子イメージング装置)の実験技術開発及び利用支援
J-PARC物質・生命科学実験施設では、中性子共用ビームライン「物質情報3次元可視化装置」が、(1)パルス中性子の特徴を活かしたエネルギー分析型イメージング(ブラッグエッジイメージング、共鳴イメージング、偏極イメージング)実験による観測対象の結晶組織情報、構成核種情報、温度情報、磁場情報に関する高効率かつ高精度取得と画像化、(2)大面積・高空間分解能のラジオグラフィー・トモグラフィー実験による観測対象の内部構造評価の2つの機能を有する世界初のパルス中性子イメージングに専用のビームラインとして建設されている。このビームラインでは、計数型2次元検出器及びカメラ型検出器を用いた大容量の中性子透過データの取得技術、データの高速処理による観測対象の形状や物理量の抽出技術、これらの空間分布の2次元・3次元画像表示技術が必要となる。当該ビームラインのデータの取得及び解析に関する実験技術開発研究及び利用支援を主として行うとともに、他の6本の共用ビームラインの実験技術開発研究及び利用支援を行う。
■配属先
一般財団法人 総合科学研究機構 東海事業センター 利用研究促進部
■勤務地
茨城県那珂郡東海村白方162-1 いばらき量子ビーム研究センター内
一般財団法人 総合科学研究機構 東海事業センター
■応募資格
応募時点で、次の要件を満たす方
・高等専門学校又は大学の卒業者、あるいは、平成26年3月末日時点で大学院の修士課程又は博士課程の修了(見込)者
■勤務条件
別紙のとおり[形式:PDF]
■提出書類
(1)履歴書(当機構指定様式を使用したもの)(PDF、WORD)
(2)専攻実績書(当機構指定様式を使用したもの)(PDF、WORD)
(3)卒業証明書(高等専門学校の卒業者については卒業証明書、学部の卒業者については学部の卒業証明書、修士課程修了(見込)者については学部の卒業証明書及び修士課程の修了(見込)証明書、博士課程修了(見込)者については学部の卒業証明書及び修士課程の修了証明書及び博士課程の修了(見込)証明書)
(4)学業成績証明書(高等専門学校の卒業者については学業成績証明書、学部の卒業者については学部の学業成績証明書、修士課程修了(見込)者については学部及び修士課程の学業成績証明書、博士課程修了(見込)者については学部、修士課程及び博士課程の学業成績証明書)
(5)博士の学位取得証明書又は学位記の写し。取得見込者については学位取得見込証明書
※上記(3)の博士課程の修了(見込)証明書が学位取得(見込)証明を兼ねるものであれば、当該書類の提出の必要はない。
(6)研究経歴又は業務経歴書(A4様式自由)、研究業績又は業務実績リスト(A4様式自由)及び主要論文の別刷(論文又は公開の技術開発研究記事がある場合は、5編以内)
※研究業績又は業務実績リストでは、論文・著書等については、原著査読論文、それ以外の論文、著書等を分けること。また、英文論文と和文論文を分けること。ページの書き方は、pp.○○〜○○とする。共著の場合は、著者全員の氏名(フルネーム)を当該論文・著書等に記載された順に記載(本人氏名に下線)すること。特許・実用新案については、登録・出願事項等を記載のこと。
(7)技術開発研究計画書(技術開発研究活動に対する考え方と抱負をA4様式自由で1,000字程度)
■書類提出締切日
平成26年2月21日(金)必着
■書類提出先
〒319-1106 茨城県那珂郡東海村白方162-1 いばらき量子ビーム研究センター内
一般財団法人 総合科学研究機構 東海事業センター 事務部
(封筒に「技術系職員応募書類」と朱書きすること)
■書類審査
提出された応募書類について審査の上、採用試験受験者を決定します。
書類審査の結果は、文書により通知します。
応募書類は返却いたしませんのでご了承下さい。
■採用試験
(1)業績審査(パワーポイントを使用した口頭発表と質疑応答)
(2)面接試験
(3)健康診断(業績審査、面接試験合格の方のみ実施)
■採用試験日(予定)
平成26年3月12日(水)〜14日(金)のいずれかの一日
■採用試験会場
茨城県那珂郡東海村白方162-1 いばらき量子ビーム研究センター内
一般財団法人 総合科学研究機構 東海事業センター
■採用試験結果
採用試験終了後、速やかに文書により通知します。
■採用時期
平成26年4月1日(火)以降できるだけ早い時期
■旅費の支給
採用試験の際には、当機構の規定に基づき、採用試験後に旅費を支給します。
ただし、日本国内の旅費のみとします。
■問い合わせ先
一般財団法人 総合科学研究機構 東海事業センター
TEL: 029-219-5300,  FAX: 029-219-5311
URL: http://www.cross-tokai.jp/
利用研究促進部 鈴木淳市(研究内容等について)
E-mail: j_suzuki(@)cross.or.jp
事務部 勢司康雄、横山 勝(労働条件、事務手続等について)
E-mail: saiyou(@)cross.or.jp
■個人情報の取扱い
提出いただいた個人情報は採用選考のために利用します。採用が決定した方の個人情報については、引き続き採用後の雇用管理のために利用します。その他の方の個人情報は提出していただいてから1年を経過した時点で破棄します。


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