第71回 岡崎コンファレンス「糖鎖分子科学の新たな展望」
[趣旨] 糖鎖の構造は複雑な分岐構造と著しい不均一性を示しており、糖鎖の合成や配列決定は容易ではない。加えて糖鎖は内部運動の自由度が高いためにそのコンフォメーションは揺らいでおり、ＮＭＲ，Ｘ線、質量分析等による
構造解析においても理論計算においても様々な困難を伴う。糖鎖を介した分子認識は本質的に弱い相互作用の集積を
通じて実現されていることから、そのエナジェティクスを定量的に理解するためには、斬新な実験科学を展開することが
必要であり、分子科学が取り組むべき課題の多くが集約されている。本コンファレンスは、こうした問題意識のもとで
先端的研究を展開している国内外の科学者が緊密に議論することを通じて、糖鎖機能の分子論的理解に向けた方法論の開拓と 新たな分子科学の領域の創出を目指すものである。
[招待講演]
池中一裕（生理学研究所）
川嵜敏祐（立命館大学）
木下聖子（創価大学）
月向邦彦（広島大学）
神田大輔（九州大学）
袖岡幹子（理化学研究所）
高田慎治（基礎生物学研究所）
鷹野景子（お茶の水女子大学）
谷口直之（理化学研究所）
西原祥子（創価大学）
深瀬浩一（大阪大学）
古川鋼一（名古屋大学）
松崎勝巳（京都大学）
Mark von Itzstein, Institute for Glycomics, Griffith University (Australia)
Kay-Hooi Khoo, Institute of Biological Chemistry, Academia Sinica (Taiwan)
James C. Paulson, Department of Chemical Physiology,
The Scripps Research Institute (USA)
Thomas Peters, Institute of Chemistry, University of Luebeck (Germany)
Robert J. Woods, Complex Carbohydrate Research Center,
The University of Georgia (USA)
[日時] 2011年10月12日（水）〜14日（金）
[会場] 岡崎コンファレンスセンター
http://www.orion.ac.jp/occ/
[発表形式] 口頭発表、ポスター発表
[ポスター募集期間] 〜9月12日（月）延長されました。
ポスター発表者の中から、組織委員会で優秀と認められた発表者には、若手を中心に旅費・滞在費を補助します。
詳細 http://pfwww.kek.jp/okazakiconference/index.html
[参加登録予約] 〜10月4日（火）事前登録をお願いします。
1．お名前（英語・日本語両方で）
2．ご所属先、ご職位（英語、日本語両方で）
3．ご連絡先（電話番号、メールアドレス）
4．ポスター発表の有無
5．懇親会の参加の有無
6．ホテル・ロッジ予約の希望の有無
[問合わせ・申込先]
E-mail: okzkconf-sec(@)ml.post.kek.jp
http://pfwww.kek.jp/okazakiconference/japanese.html
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