ブックタイトル日本結晶学会誌Vol56No4

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日本結晶学会誌Vol56No4

JOURNAL OF THE CRYSTALLOGRAPHICSOCIETY OF JAPAN Vol.56, No.4, 2014目次特集4.生物研究における結晶学-生命現象の可視化への挑戦-生物研究における結晶学-生命現象の可視化への挑戦-・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・宮原郁子,五十嵐教之,田中信忠,栗栖源嗣‥223真核生物由来ABC多剤排出トランスポーターの構造と分子メカニズム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小段篤史,山口知宏,中津亨,加藤博章‥224脂質キュービック相法を用いた膜タンパク質の結晶化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・熊崎薫,濡木理,石谷隆一郎‥230結晶構造を基にした酵素反応機構の解析~オロチジン一リン酸脱炭酸酵素を題材に~・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤橋雅宏‥236X線自由電子レーザーを用いたタンパク質の構造解析・・・・・・・・・・・・・・・・溝端栄一,南後恵理子,菅原道泰,鈴木守,岩田想‥241小角散乱と結晶構造の複合構造解析・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小田隆,橋本博‥247ポンプ-プローブ法を用いた生体分子の構造ダイナミクス測定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・富田文菜,野澤俊介,足立伸一,佐藤篤志,柴山修哉‥253Cover image for this issue(表紙)ABC多剤排出トランスポーターCmABCB1の構造模式図ABC(ATP Binding Cassette)トランスポーターのP糖タンパク質とよく似た広い基質特異性をもつCmABCB1を好熱性の真核生物から見出し,新規阻害剤aCAPとの共結晶化により,高分解能の結晶構造(2.4 A)を決定した.明らかになった詳細な立体構造と機能解析に基づいて, CmABCB1が多剤を取込み,構造変化によって排出する分子メカニズムを提唱した.図は細胞外側から見たCmABCB1/aCAP複合体構造に脂質二重膜をはめ込んだものである.脂質二重膜をsphere(灰色:炭素,赤色:酸素)で表示した. CmABCB1のサブユニットをそれぞれ黄色と水色で, aCAPはオレンジ色で表示した.[小段篤史氏より提供,本誌pp.224-229参照]