ブックタイトル日本結晶学会誌Vol56No3

概要

日本結晶学会誌Vol56No3

会報第12期男女共同参画学協会連絡会において,大規模アンケートの解析に基づいた要望書が作成された旨の報告が行われた.要望書は関係機関へ提出されることが報告された.2．AsCa関係AsCA委員の中川評議員より, AsCA2013（開催日程：2013年12月7～10日,開催場所：香港科学技術大学（中国,香港））の開催状況が報告された. AsCA2016会議がベトナム・ハノイで開催されることが報告された.AsCA次期執行部が決定し, P. Chakrabarti教授（インド）が会長に, J. Martin教授（豪州）が副会長に就任することが報告された.3．日本学術会議関係日本学術会議結晶学分科会の幹事である山縣評議員より22期の活動状況が報告され,マスタープラン2014が策定され公表されたことが報告された.これに関連して, 5月20日にシンポジウムを開催予定であることが報告された.4．IUCr関係日本学術会議IUCr分科会の幹事の菅原評議員より,IUCr2014で開催される総会へ代議員4名を派遣予定であることが報告された.5．IYCr2014関係世界結晶年日本委員会実行委員長の高田評議員より,世界結晶年オープニングセレモニー,世界結晶年日本委員会オープニングシンポジウム, MOA美術館で行われた2月講演会（熱海）,さらに今後予定されている関連行事の報告があった.6．日本の結晶学続編出版関係編集副委員長の佐々木評議員より,タイトルを「日本の結晶学（II）―その輝かしい発展―」と決定し,編集作業がほぼ終了した旨が報告された.予算執行状況については,編集制作費が3月27日に支払われたことが報告された.7．その他坂田会長から,日本結晶学会としての世界結晶年への取り組みが報告された.審議事項1．平成26・27年度幹事の承認新幹事が承認された.2．会員異動藤原庶務幹事より第3回評議員会以降の入会者の紹介,入会申込書類の回覧があり,すべての入会が承認された.3．協賛依頼藤原庶務幹事より, 12件の共催・協賛依頼が提案され,承認された.4．規定改正藤原庶務幹事より,現在公開中の日本結晶学会賞規定の第6条について平成26年6月1日付けで修正する案が提案され,承認された.（公開中の表記）（会員歴,年齢の算定基準）6．第4条と第5条に規定されている会員歴および年齢の算定期日は,いずれも受賞の年の12月31日現在とする．（修正後の表記）（会員歴,年齢の算定基準）6．第4条と第5条に規定されている会員歴および年齢の算定期日は,いずれも受賞の年の5月31日現在とする．この修正は,平成27年度の学会賞募集から適用されること,および申請において会員が不利益を被らないよう配慮することが確認された.評議員会修了後,公開中の誤表記は, 2002年4月6日の改訂が抜けていたことに起因すると確認された.5．リガクファンド運用委員会についてリガクファンドの運用に関しては,リガクファンド運用委員会で企画するのではなく,年度始めに執行部で企画を行い,評議員会で承認する方針が提案され,認められた.6．晶系名称変更について坂田会長より,現在用いられているOrthorhombicの日本語訳「斜方晶系」が,適切な訳語でないとの指摘があり,世界結晶年を機会に適切な訳語を日本結晶学会から提案することが提案された.議論の結果,より適切であると思われる「直方晶系（斜方晶系）」の学会決議を諮り,その使用を地道に提案していくことが承認された.7．その他坂田会長より,学会関連情報（評議員会議事録, AsCA評議員会議事録,年会での記念講演ビデオなど）を学会HPで管理・保管することが提案され,可能な範囲で適宜判断し実行に移すことが承認された.藤原庶務幹事より,会員による選挙に電子投票を導入することを検討したが,費用対効果が低いため,今回は見送ることが提案され承認された.坂田会長より,法人化・会計管理の法人並化について検討状況が報告され,a）任意団体を維持し,現状維持, b）任意団体のまま会計管理のみ法人並化, c）法人化,の3案を新執行部に引き継ぐ旨が提案され承認された.三木新会長より,次回評議員会を東京工業大学田町キャンパスにおいて下記の日程で開催することが提案され,承認された.その後,会議室が次のように決定された.日時：平成26年7月5日（土）13：00～15：00場所：キャンパスイノベーションセンター東京2階多目的室1216日本結晶学会誌第56巻第3号（2014）